札幌市は、子育て世帯を応援するためのさまざまな支援制度を提供しています。
経済的な支援から子育ての悩み相談、地域交流まで札幌市で安心して子育てができるよう、多くのサポートがあります。
この記事では札幌市の子育て支援制度の中でも特に重要な「さっぽろ子育てサポートセンター」「どさんこ・子育て特典制度」「子ども医療費助成」「子育てサロン」について詳しく解説します。
札幌市で子育てしている、またはこれから子育てをする予定の方必見です!

ぜひこの記事を参考に、
札幌市の子育て支援を最大限に活用してください♪
さっぽろ子育てサポートセンター


さっぽろ子育てサポートセンターは子育ての支援を受けたい人(依頼会員)と援助したい人(提供会員)が会員となり、地域や会員同士で子育て家庭を支え合うための組織です。
この仕組みは地域全体で「みんなで子育て応援します!」という合言葉のもと、子育て家庭を支援することを目的としています。
提供会員になれるのは子育てに関心があり、子育て支援を希望する18歳以上の方です。
保育士資格などの有無は問われず、札幌市内に居住している方が対象となります。
提供会員として登録した後には、センターが実施する研修を受講する必要があります。
一方、依頼会員となることができるのは、0歳から小学校6年生までの子どもを育てている家庭の方です。
就労家庭や自営家庭、専業主婦家庭など、すべての形態の子育て家庭が対象となります。
依頼会員になるには、札幌市内に居住しているか、札幌市内に勤務先等がある方であることが条件です。
さっぽろ子育てサポートセンターへの問い合わせは、次のとおりです。
電話番号:011-623-2415



地域の子育てを支える活動に、
参加してみませんか?
どさんこ・子育て特典制度


北海道では全道各地の企業や施設と連携し、社会全体で子育て家庭を応援する「どさんこ・子育て特典制度」を実施しています。
この制度は妊娠中の方または小学生以下の子どもがいるご家庭が、子どもと同伴で買い物や施設などを利用する際に、特典カードを提示することで、協賛店舗から様々なサービスを受けられるというものです。
現在配布されている特典カードの裏面には、有効期限が「平成32年3月末」と記載されていますが、本制度は令和2年度(2020年)以降も継続されることになりました。
そのため、現在手持ちの有効期限が記載されたカードは、期限が過ぎた後も引き続き利用可能です。
特典カードは協賛店舗で特典カードを提示するだけで、各店舗が提供する特典サービスを受けることができます。
カードを受け取ったら、裏面に保護者(妊娠中の方)の名前、子どもの名前、生年月日、住んでいる市町村を記載して利用してください。
協賛店舗には「協賛ステッカー」が掲示されており、特典を受ける際の目印となります。
北海道内の協賛店舗・施設・特典サービスの詳細については、北海道ホームページ(どさんこ・子育て特典制度)を参照してください。
特典カードは、以下の場所で配布されています。
- 子ども未来局子ども企画課
- 区役所総務企画課広聴係(白石区・厚別区では、健康・子ども課にて配布)
- 保健センター健康・子ども課
- 児童会館
- 子育て支援センター(ちあふる)
- まちなかキッズサロン~おおどりんこ~
制度に関する問い合わせ:北海道保健福祉部子ども政策局(電話番号:011-206-6309)
配布に関する問い合わせ:札幌市コールセンター(電話番号:011-222-4894)



ぜひ特典を活用してみてください♪
子ども医療費助成


札幌市では札幌市の子育て支援として、中学校修了前の子どもの医療費の一部を助成する子ども医療費助成を行っています。
この事業の目的は、子どもの保健の向上及び福祉の増進を図ることです。
具体的には中学校修了前の子どもの医療費の一部を助成するもので、中学生については入院のみが助成の対象となります。
この助成を受けることができるのは、札幌市に居住する中学生以下の子どもがいる世帯で、所得制限が設けられています。
保健福祉局保険医療部保健企画課:011-211-2960
(問い合わせ可能時間:8時45分~17時15分)
子育てサロン


子育てサロンは、子育てをしている保護者とその子どもが同じような仲間やスタッフと交流できる場所です。
子育ての悩みを相談できる保護者どうしの仲間づくりとお子さまの遊び場づくりを目的としています。
子育ては、子どもを思う気持ちが大きいほど不安も大きくなりやすいものですが、子育てサロンではそのような保護者の方の不安や悩みを少しでも解消できるよう、スタッフが親身になって支援します。
また同じ年代の子どもを持つ保護者が集まるため、育児の悩みや喜びを共有し、互いに支え合える仲間が見つかるはずです。
親も子どもも交友の輪が拡がれば、子育てはより一層楽しいものになるでしょう。
札幌市内には、さまざまな子育てサロンがあります。
例えば中央児童会館では、木曜日の9:00~12:00に子育てサロンを実施しています。
地下鉄「中島公園」駅から徒歩1分というアクセスしやすい立地も魅力です。
子育てサロンでは抱っこひもの講座やベビーマッサージ講座、季節に合わせた行事や制作など、さまざまな取り組みが行われています。
子育てに関するちょっとした疑問や不安も、気軽にスタッフに相談できます。
ぜひお近くの子育てサロンを見つけて、足を運んでみてください。
札幌市内の子育てサロン実施館の一覧は、札幌市児童会館・ミニ児童会館のウェブサイトで確認できます。
まとめ:札幌市は子育て世帯にやさしいまち!


札幌市では、「さっぽろ子育てサポートセンター」や「子育てサロン」、「ファミリー・サポート・センター」など、地域ぐるみで子育てを支える制度が整っています。
さらに、子どもの医療費助成や保育料の軽減など、経済的な支援も充実しており、安心して子育てできる環境が整っています。
これらの制度を上手に活用することで、子育ての負担を減らし、親子ともに心豊かな時間を過ごすことができます。
札幌市にお住まいの方、これから移住を考えている方も、ぜひ制度をチェックしてみてくださいね!
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