子育てサロンは札幌市にどのくらいある?親子の居場所と成長を育む交流・支援の場

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子育てサロンは札幌市にどのくらいある?親子の居場所と成長を育む交流・支援の場

札幌市には「子育てサロン」が市内約300ヶ所もあります。

子育てサロンは0歳から小学校就学前までの子どもとパパママを対象とした、遊び場兼交流の場です。

同じくらいの月齢の子どもを育てているパパママとの情報交換や子どもがいろいろなおもちゃで自由に遊ぶことができます。

さらに子育ての不安や悩みについて、専門のスタッフに相談することもできます。

本記事では札幌市の子育てサロンはどのようなものがあるのか、詳しく解説していきます!

札幌市に転入予定の方や妊娠中の方など、
札幌市で子育てをする予定の方は参考にしてみてください♪

目次

札幌市の子育てサロンの主な種類

札幌市の子育てサロンの主な種類

札幌市の子育てサロンは、その運営主体や機能により、主に以下の3つのタイプに分けられます。

常設子育てサロン(地域子育て支援拠点事業)

週3回以上かつ5時間以上(ただし、児童会館で実施する場合は3時間以上)開館している施設です。

単に遊ぶ場だけでなく、子育てに関する相談対応、情報提供、定期的な講習など、より踏み込んだ支援を行っています。

各区の保育・子育て支援センター(ちあふる)や、まちなかキッズサロン「おおどりんこ」、NPO団体などが運営するサロン(ひろば型)がこれに含まれます。

常設型の特徴として、専門スタッフによる相談対応や情報提供、定期的な講習会、イベント開催などが挙げられます。

子育てに関する様々な情報を得たり、専門家のアドバイスを受けたり、他の親子と交流する機会が豊富に提供されています。

施設によっては授乳室やおむつ交換台、ミルク用のお湯などの設備も整っており、乳幼児連れの保護者にとって快適な環境が提供されています。

地域子育てサロン

地域住民や地域団体が主体となって運営しているサロンです。

親子が自由に集まって交流することを目的としており、市内に100ヶ所以上あります。

社会福祉協議会や町内会、民生委員、ボランティアなどが協力して実施しているサロンが多く見られます。

地域子育てサロンは、地域に密着した運営が特徴です。

地域住民同士の繋がりを深め、子育ての情報を共有したり、互いに助け合うことができます。

運営主体が多岐にわたるため、サロンの内容や雰囲気も様々です。

自分に合ったサロンを見つけることで、
より充実した子育てライフを送ることができるでしょう♪

児童会館子育てサロン

札幌市から指定管理を受けた公益財団法人さっぽろ青少年女性活動協会が運営しています。

市内約100ヶ所の児童会館で、主に午前中に定期的に開催されています。

NPO法人コミュニティーワーク研究実践センター「そだちの杜」は、札幌市内の17館の児童会館で子育てサロンの企画運営を担当しています。

児童館子育てサロンは児童館という既存の施設を活用しているため、アクセスが良く、利用しやすいのがメリットです。

児童館には様々なおもちゃや遊具が揃っており、子どもたちは自由に遊ぶことができます。

子育てサロンの時間以外にも、
児童館の他の活動に参加することも可能です!

市内の具体的な子育てサロン例とその特色

市内の具体的な子育てサロン例とその特色

各区には多様な子育てサロンがあります。

いくつか具体的な例をご紹介します。

豊平区

豊平地区には3ヶ所の子育てサロンがあります。

「こりんご旭水ひろば」は、毎月第3火曜日の午前10時から午前11時30分まで旭水会館で開催されています。

とよひら福祉のまち推進センターが主催し、民生委員、町内会女性部などが協力しています。

「こりんご東園ひろば」は、毎月第2金曜日の午前10時から午前11時30分まで東園小学校1階のミニ児童会館で開催されます。

小学校の夏・冬・春休み期間中はお休みです。

こちらもとよひら福祉のまち推進センター主催です。

「豊平児童会館子育てサロン」は週3回、午前10時30分から午後12時まで豊平児童会館で開催されます。

こちらも小学校の長期休み期間中はお休みとなります。

豊平児童会館が主催し、様々な地域団体が協力しています。

中央区

中央区の「ちあふる・ちゅうおう」は、令和5年4月にオープンした比較的新しい施設で、保育園と常設の子育てサロンが一緒になっています。

月曜日から土曜日まで(祝日、年末年始を除く)の午前9時から午後5時まで開館しており、いつでも利用しやすい場所です。

スタッフは全員保育士で、子育て相談や身長・体重測定も可能です。

絵本は2冊まで借りられ、授乳室やおむつ交換台付きトイレ、ミルク用のお湯も完備しています。

無料のイベントも充実しており、0歳の親子遊びや栄養士相談会、季節イベントなどが行われます。

「調査隊ママ」の口コミでは、3歳と0歳の姉妹で利用した際に、スタッフ(保育士)さんがフォローしてくれたので安心して遊べた、下の子の身長・体重を測ってもらえたという感想があります。

施設が新しく、きれいでピカピカだとも述べられています。

「まちなかキッズサロンおおどりんこ」は、労働者協同組合ワーカーズコープ・センター事業団が運営する札幌市の常設子育てサロンです。

毎週水曜日と12月29日~1月3日は休館で、開館時間は午前11時から午後4時です。

札幌市電西4丁目駅から徒歩1分と非常に便利な場所にあります。

ビルの2階にあります。

いこーよの評価は★3.3で口コミが5件あります。

定期的に「りんごタイム」というイベントを開催しており、過去には「虫歯予防法&親子触れ合い遊び」「ベビーマッサージ」「親子でリトミック」などが行われました。

大通ちびっこ子育てサロンは中央区役所分庁舎5階で、月1回、毎月第2金曜日の午前10時から午前11時30分まで開催されています。

参加費は無料です。

エプロンシアター、おもちゃ作り、ひな祭り、クリスマス会など、月ごとに様々な催しが行われます。

ママ友との参加や新たなママ友・お子さんの友達作りにもおすすめです。

山鼻ふれあい子育てサロンは、山鼻会館(南23条西10丁目)で月1回、毎月第3木曜日の午前10時から午前11時30分まで開催されます。

参加費は無料です。

自由遊びが中心で、折り紙やリサイクル品を使った手作りおもちゃ作りを毎回行っています。

夏には水遊び、冬には雪遊びなど、季節に合わせた活動も実施しています。

南区

藻岩下地区には、藻岩下地区福祉のまち推進センターが主催する「子育てサロンもいわした広場」があります。

月2回(第2・4金曜日)の午前10時から午前11時30分まで藻岩下地区会館で開催されます。

参加費は無料で、平成13年7月から開設されています。

地域に住む0歳から就学前の親子や有志が気軽に語り、遊ぶ交流の場として運営されています。

藻岩地区内には、町内会や児童会館、社会福祉協議会や民生委員などのボランティアが運営する子育てサロンが5ヶ所あります。

他にも以下の子育てサロンがあります。

  • 藻岩児童会館子育てサロン
  • 川沿第一町内会子育てサロン
  • 北ノ沢お互い様ネットワーク
  • 中ノ沢子育てふれあい広場
  • 藻岩南小学校子育てサロン「なかよし広場」
  • コープさっぽろソシア店「子育てひろば」など

白石区

東川下ポッポ保育園では、2024年度から毎月子育てサロンを実施しています。

また、「地域子育て広場」と題し、子育てや離乳食、子どもの発達に詳しい専門家による講座も毎月開催しています。

保育園見学を兼ねて遊びに来ることも推奨されています。

北区

札幌市北区保育・子育て支援センター(ちあふる・きた)は、常設の子育てサロンを併設しています。

月曜日から土曜日(午前9時~午後5時)に加え、第3日曜日(午前10時~午後0時)も開館しています。

授乳コーナー(子育てサロン内)やおむつ交換台(多目的トイレ内)、チャイルドシート、ミルク用のお湯などが設置されており、開設時間内は気軽に利用できる場所です。

子育てサロンで広がる交流と安心感

子育てサロンで広がる交流と安心感

子育てサロンでは親子がさまざまなおもちゃで自由に遊べるだけでなく、他の親子との交流を通じて子育ての仲間を見つけることができます。

同じ年代のお子さんを持つ保護者同士が相談し合い、支え合える場です。

また子育ての悩みや不安をスタッフに相談することもでき、保護者がホッと一息つける安心できる場所です。

多くのサロンでは抱っこひもの講座やベビーマッサージ講座、季節に合わせた行事や制作、栄養士への相談会など、子育てに役立つあらゆる取り組みやイベントを実施しています。

前田しらかば児童会館の子育てサロンブログでは、「おにぎりパーティー」や「避難訓練」といった活動の様子、「水遊びのお知らせ」など、具体的なイベント内容が報告されています。

平岡児童会館でも「クリスマス会」が開催された様子がブログで紹介されています。

NPO法人そだちの杜のブログでは、「あそびのレシピ」として親子遊びのアイデアも提供されています。

子育て中の親子にとって、子育てサロンは心強い味方です。

子どもたちの成長を促して保護者の不安を軽減するだけでなく、
地域社会との繋がりを深める役割も担っています。

子育てサロンのその他の支援と情報源

子育てサロンのその他の支援と情報源

札幌市の子育てサロンに関する詳しい情報は、札幌市子育てサイトや各児童会館のブログ、各区の町内会連合会サイトや保育園のサイト、社会福祉協議会のサイトや「いこーよ」のようなお出かけ情報サイトなどで確認できます。

札幌国際プラザ外国語ボランティアネットワークに所属する多文化ユニット「SKY」は、「子育てサロンへ行こう!」という活動を行っており、札幌市内に暮らす外国人親子のために、初めて子育てサロンに行く際のサポートを提供しています。

NPO法人コミュニティーワーク研究実践センター「そだちの杜」は、児童会館でのサロン運営に加え、子育てLINEトークでの相談やYouTubeセミナー、子育て講座などオンラインでの相談や情報提供も積極的に行っています。

開催日や時間は変更される場合があるため、
お出かけ前に最新情報を確認することをオススメします。

札幌市の子育てサロンを活用して子育てを楽しもう!

札幌市の子育てサロンを活用して子育てを楽しもう!

札幌市の子育てサロンは、子育て中の親子にとって貴重な交流と支援の場です。

約300ヶ所という市内全域に広がる豊富な拠点、多様な運営主体による特色あるプログラム、そして気軽に利用できるアクセスの良さが魅力です。

常設サロンと地域サロン、児童会館サロンという3つの主要なタイプがあり、それぞれが異なるニーズに対応しています。

0歳から就学前までのお子さんを持つ保護者は遊びや情報交換、相談やイベント参加などを通して、子育ての喜びや不安を共有し、地域社会との繋がりを築くことができます。

多様なイベントやオンライン相談なども提供されており、保護者一人ひとりの状況に合わせたサポート体制が整えられています。

子育て中の親子は、ぜひ近隣の子育てサロンを訪れ、その温かいコミュニティを体験してみてください。


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この記事を書いた人

ママライター数名で運営しています♪
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